アフィリエイトのPR表記の書き方|SNS・ブログ別の文例と注意点
アフィリエイトのPR表記は、投稿の冒頭など気づきやすい位置に「PR」「広告」と明示するのが基本です。ステマ規制の考え方、インスタ・X・TikTok・ブログ別の書き方、NG例とそのまま使える文例をまとめます。
ステマ規制とアフィリエイトのPR表記の基本をおさらい
ステマ規制とは、事業者の広告であるにもかかわらず、第三者の感想のように見せる表示を景品表示法上の不当表示として規制するものです。消費者庁のステルスマーケティング規制の案内で考え方が示されています。
ポイントは「広告であることが、一般の消費者にとって明りょうに分かるかどうか」です。報酬の有無だけでなく、企業から依頼・提供を受けて投稿する場合も対象になり得ます。アフィリエイトリンクを貼る投稿は、成果に応じて報酬が発生する以上、広告と分かる表示を添えるのが安全な運用です。
PR表記が必要な理由は3つ
- 法令上のリスクを避けるため:広告と分からない表示は、景品表示法の問題になり得ます。
- ASP・モールの規約を守るため:楽天アフィリエイトの公式ヘルプやAmazonアソシエイト・プログラム運営規約でも、広告であることの明示に関する定めがあります。最新の内容は必ず公式で確認してください。
- 読者との信頼を守るため:あとから広告だと分かるより、先に伝えるほうが離脱も苦情も起こりにくくなります。
判断に迷ったときの基準は「スクロールせず、音を出さずに見ても広告だと伝わるか」。この問いにYesと言えない表記は、位置かサイズか言葉のどれかを直しましょう。
アフィリエイトのPR表記はインスタではどうすればいいですか?
インスタでは、キャプションの1行目に「PR」や「広告」と書くのが基本で、企業案件ならタイアップ投稿ラベルも併用します。
インスタでの具体的な置き方
- キャプション冒頭に「#PR」または「PR」。「…もっと見る」で隠れる位置に置かない
- ハッシュタグの束の最後に紛れさせない(分かりにくい表示になりやすい)
- ストーリーズは、リンクスタンプの近くにテキストで「PR」。表示時間が短いので文字は大きめに
- リールは、冒頭数秒に字幕で「PR」を出し、キャプション側にも書く
インスタグラムでPR設定をするにはどうすればいいですか?
インスタには、企業アカウントと紐づけて「タイアップ投稿ラベル」を表示する機能があります。投稿作成画面の詳細設定から「タイアップ投稿ラベルを追加」を選び、相手のアカウントを指定する流れです(名称や導線は変更されることがあるため、アプリ内の最新のヘルプを確認してください)。アフィリエイトリンクだけでタイアップ先の企業がいない場合は、ラベルが使えないこともあるので、キャプション冒頭のテキスト表記で対応します。
X(旧Twitter)・TikTok・YouTubeショートでのPR表記の書き方
どれも本文や字幕の最初に表記を置き、後ろにリンクを置くのが基本です。
| 媒体 | 置く場所 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| X(旧Twitter) | ポスト本文の先頭 | 「【PR】」から書き始め、最後にリンク |
| TikTok | 動画冒頭の字幕+キャプション先頭 | 字幕「PR」+キャプション「#PR」 |
| YouTubeショート | 冒頭字幕+概要欄の先頭 | 概要欄1行目に「この動画はアフィリエイト広告を含みます」 |
ショート動画は「冒頭2秒・画面内・音声なしでも読める」が目安
ショート動画は音声オフで見られることが多く、ナレーションだけのPR告知は伝わりません。GASTROLINKでは、次の3点をそろえることをおすすめしています。
- 冒頭2〜3秒で、画面上部または下部に「PR」の字幕を出す(背景と十分なコントラストを付ける)
- 商品カットに切り替わったあとも、短く再表示するか、常時小さく表示しておく
- キャプション・概要欄の先頭にもテキストで明記する
字幕を薄いグレーにする、1秒未満で消す、プラットフォームのUI(いいねボタンなど)に重なる位置に置く、といった表示は「分かりにくい」と判断されるおそれがあります。装飾よりも読みやすさを優先してください。
PR表記と表現チェックの相談を受け付けています
食品ECの紹介ページやショート動画の表記・表現で迷ったら、LINEから気軽にご相談ください。
はじめての方は、クリエイター向けの始め方(3ステップ)もご覧ください。
ブログ・noteでアフィリエイトやPR表記はできますか?
できます。ブログもnoteも、記事の冒頭に「本記事はアフィリエイト広告を含みます」と1行入れるのが基本形です。
ブログでの書き方の例
- 記事タイトル直下、本文の最初の段落より前に1行で表示する
- WordPressなら、テーマやプラグインの設定で全記事の先頭に自動表示させる
- サイト全体のポリシーページ(運営者情報・免責事項)にも記載する
- ただし、ポリシーページの記載「だけ」で済ませず、該当記事にも表記する
noteの場合
noteはサービスごとに外部リンクやアフィリエイトの扱いに関する規約があります。利用規約で可否と条件を確認したうえで、本文の冒頭に「※アフィリエイトリンクを含みます」と明記しましょう。有料記事の中にリンクを置く場合も、購入前に分かる位置(無料部分)に表記しておくと親切です。
これからサイトやSNSを立ち上げる方は、アフィリエイトの始め方|初心者が食品ジャンルで最初にやる7ステップもあわせて確認すると、表記設定を初期の段階で組み込めます。
分かりにくいNG例と、そのまま使えるPR表記の文例
結論として、略語・小さい文字・記事末尾・ハッシュタグの埋没は避けるべき4大パターンです。
分かりにくいとされやすい例
| NGになりやすい表記 | 理由 |
|---|---|
| 「#ad」「#sponsored」だけ | 日本語話者に伝わりにくい場合がある |
| ハッシュタグ30個の中に「#PR」 | 埋もれて気づきにくい |
| 記事の一番下に小さく記載 | リンクを踏んだあとでは意味が薄い |
| 「提供」「いただきもの」のみ | 広告であることが明確でない |
| 背景と同系色の薄い文字 | 視認できない |
そのまま使える文例
- ブログ記事冒頭:「本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。」
- note冒頭:「※この記事はアフィリエイトリンクを含むPR記事です。」
- インスタ・TikTokキャプション先頭:「【PR】〇〇さんの商品を紹介します。」
- X本文先頭:「【PR】〇〇のレビューです。リンクはこちら」
- ショート動画の字幕:「PR」(または「広告を含みます」)
- タイアップ投稿:「【PR】〇〇株式会社とのタイアップ投稿です。」
ショート動画からクッションページへ流す場合のPR表記の分担
動画・紹介ページ・モールと経路が分かれる場合は、接点ごとに表記するのが原則です。動画で表記したからページは不要、という考え方は取りません。
- ショート動画:冒頭字幕+キャプション先頭で「PR」
- クッションページ(紹介ページ):ページ最上部に「本ページはアフィリエイト広告を含みます」
- モールへのリンク周辺:ボタン付近にも一言添えると、スクロールして来た読者にも伝わります
ユーザーは途中のページから直接流入することもあります。どの入口から来ても広告だと分かる状態を作っておくと、媒体をまたいだ運用でも表記漏れが起きにくくなります。
食品を紹介するときのPR表記と表現ルールの合わせ技
食品ジャンルでは、PR表記に加えて表現そのもののルールも同時に効いてきます。PR表記を整えても、商品の説明が誇大なら別の問題になります。
- 体に良い効果をうたう表現(治る、痩せる、免疫が上がる等)は避け、味・食感・原材料・食べ方といった事実に絞る
- 「日本一」「最安」などの最上級表現は、根拠がなければ使わない
- 価格やポイント還元は変動するため、「購入時点の表示をご確認ください」と添える
詳しい言い換えは薬機法NGワード一覧|食品紹介で避けたい表現と言い換え手順と景品表示法で食品紹介に注意する表現|優良誤認・有利誤認と言い換えにまとめています。PR表記と表現チェックはセットで運用するのがおすすめです。
まとめ:アフィリエイトのPR表記で信頼を守るポイント
PR表記は、法令対応であると同時に、読者に対する最低限の説明です。位置・言葉・視認性の3点を押さえれば、媒体が変わっても考え方は同じです。
今日やることは次の3つに絞ってください。
- 公開中の記事・投稿を見返し、冒頭にPR表記があるかをチェックする
- ブログは記事先頭への自動表示設定、SNSはキャプションの定型文をメモアプリに登録する
- ショート動画のテンプレートに「冒頭2〜3秒のPR字幕」を組み込み、紹介ページ側にも1行追加する
そのうえで、楽天アフィリエイトの公式ヘルプやAmazonアソシエイト・プログラム運営規約、消費者庁のステルスマーケティング規制の案内で、最新の条件を定期的に確認しましょう。
- 楽天アフィリエイト(公式): https://affiliate.rakuten.co.jp/
- Amazonアソシエイト・プログラム(公式): https://affiliate.amazon.co.jp/
- 消費者庁(ステルスマーケティング規制・景品表示法): https://www.caa.go.jp/

PR表記と表現チェックの相談を受け付けています
食品ECの紹介ページやショート動画の表記・表現で迷ったら、LINEから気軽にご相談ください。
はじめての方は、クリエイター向けの始め方(3ステップ)もご覧ください。
よくある質問
アフィリエイトのPR表記の例は?
「本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます」「【PR】〇〇を紹介します」が基本形です。記事やキャプションの冒頭に置き、読者が最初に目にする位置で表示します。
アフィリエイトのPR表記はインスタではどうすればいいですか?
キャプションの1行目に「PR」または「#PR」と書くのが基本です。「もっと見る」で隠れない位置に置き、企業案件ならタイアップ投稿ラベルも併用します。
インスタグラムでPR設定をするにはどうすればいいですか?
投稿作成画面の詳細設定から「タイアップ投稿ラベルを追加」を選び、相手の企業アカウントを指定します。導線は変わることがあるため、アプリ内の最新ヘルプを確認してください。
noteでアフィリエイトやPR表記はできますか?
noteの利用規約で可否と条件を確認したうえで、本文冒頭に「※アフィリエイトリンクを含みます」と明記します。有料記事でも無料部分に表記しておくと安心です。
PR表記は「#ad」だけでも大丈夫ですか?
日本語話者に伝わりにくいため、「PR」「広告」など日本語で明記するほうが安全です。多数のハッシュタグに埋もれる書き方も避けましょう。
ショート動画ではPR表記をどこに出しますか?
冒頭2〜3秒で画面内に字幕として「PR」を表示し、キャプションや概要欄の先頭にも明記します。音声だけの告知は音オフ視聴に対応できません。
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