ショート動画×アフィリエイトで商品が伝わる台本の型|冒頭2秒・ベネフィット・締切
TikTok・Instagram・YouTubeショートで商品を紹介する人向けに、冒頭の2秒、ベネフィットの伝え方、見せ場、締切、次の行動までを、そのまま使える型で解説します。
ショート動画でアフィリエイト商品を紹介するとき、最初の数秒で見るかどうかが決まります。この記事では、台本を「冒頭の2秒」「ベネフィット」「見せ場」「締切」「次の行動」の5つに分けて組み立てる型を紹介します。型があると、毎回ゼロから考えずに、撮影と編集のスピードも上がります。
冒頭の2秒で決まること
スクロールしている人は、動画が始まってすぐに「自分に関係あるか」を判断します。冒頭では、商品の説明を始めず、次のどれかを短く入れてください。
- 見てほしい相手を呼びかける(例:「平日の夜ごはんに悩む人へ」)
- 結果の映像から始める(例:できあがった料理、開けた瞬間の断面)
- 意外性のある事実を示す(例:「この食べ方、知っていましたか」)
文字(テロップ)も、音声と同じ内容を最初のカットに出します。音を出さずに見る人が多いためです。ただし、根拠のない最上級表現や、効能効果をうたう言い方は、冒頭でも使えません。
ベネフィットは「使う場面」で伝える
ベネフィットとは、商品を使った人が得られる良いことです。食品の場合、「体に良い」といった効能の言い方は避け、生活の中での便利さや楽しさで伝えます。
| 伝え方 | 例 | 注意 |
|---|---|---|
| 時間 | 「レンジで温めるだけで、1品増えます」 | 実際の調理手順どおりに見せる |
| 手間 | 「洗い物が少なくて済みます」 | 自分で試した範囲で話す |
| 味・食感 | 「外はさくっと、中はもちもち」 | 感じ方には個人差があると添える |
| 使い方 | 「ごはんにのせても、お酒のおともにも」 | 商品ページの内容と合わせる |
数字を使うときは、商品ページに書かれている内容量や、自分で測った調理時間など、確かめられるものだけにします。
見せ場は「音・湯気・断面」のどれかを入れる
食品の動画では、実物を見せる場面が最も伝わります。次の3つのうち、1つは必ず撮ってください。
- 音:揚げる、割る、注ぐ
- 湯気・つや:できたてを撮る
- 断面:切る、割る、すくう
照明は窓の近くなど自然光が使いやすく、背景は片付けて商品だけが目立つようにします。商品の名前やパッケージは、画面の中ではっきり読める位置に置きます。
締切は「確認できた日時」だけを使う
セール期間やクーポンの締切を入れると、見た人が動きやすくなります。ただし、日時は必ず公式ページで確認できたものを使ってください。「今だけ」「残りわずか」といった言い方も、根拠がないまま使うと、事実と違う表示になるおそれがあります。
次の行動は1つだけ
動画の最後に伝えることは1つに絞ります。「プロフィールのリンクから商品を見られます」のように、行き先と方法だけを短く言います。複数の行動をすすめると、どれも選ばれにくくなります。
行き先には、商品をまとめたページ(クッションページ)を使うと、動画で見た商品がすぐ見つかります。動画からモールの商品ページへ直接送る場合は、商品名と、動画で見せた商品がページ上で一致するようにしておくと迷いにくくなります。
そのまま使える台本のひな形
次の流れを、1本の動画の骨組みとして使えます。
- 冒頭:呼びかけ、または結果の映像(2秒以内)
- 悩みの共有:見ている人の「あるある」を1文で
- 商品の紹介:名前と使う場面を1文で
- 実物の見せ場:音・湯気・断面のどれか
- 補足:内容量、保存方法など、商品ページで確認できる事実
- 締切(あれば):公式で確認した日時
- 次の行動:リンクの場所を1つ案内する
広告であることを必ず示す
アフィリエイトリンクや、商品の提供を受けた紹介は、広告であることが視聴者に分かるように表示します。動画の中のテロップと、投稿の説明文の両方に「PR」と入れておくと、見落としが減ります。
投稿後に見ること
投稿したら、次の順に見ます。
- 最初のカットで離脱していないか(冒頭の見直し)
- 見終わった人が、リンクを押しているか(次の行動の見直し)
- 商品ページで離脱していないか(紹介の内容とページの一致)
数字の大小で一喜一憂せず、1回に1か所だけ直すと、何が効いたか分かります。
食品ジャンル別の冒頭の例
冒頭の2秒に入れる言葉の例です。そのまま使うのではなく、自分の言い方に直して使ってください。
| ジャンル | 呼びかけの例 | 結果の映像の例 |
|---|---|---|
| ごはん・主食 | 「お米選びで迷っている人へ」 | 炊きたてのごはんのアップ |
| 肉・魚 | 「夕食のメイン、もう1品ほしい日に」 | 焼いている最中の音と断面 |
| スイーツ | 「手みやげに悩んでいる人へ」 | 箱を開けた瞬間 |
| 飲料・水 | 「買い物が重くて困る人へ」 | ケースが玄関に届いた場面 |
呼びかけは、特定の人を傷つけたり、決めつけたりしない言い方にします。「太っている人へ」のように、体型や病気を連想させる呼びかけは避けてください。
撮影でよくある失敗
- 商品が小さく映り、何を紹介しているか分からない:商品は画面の中心に、大きく置く
- 手元だけで、場面が伝わらない:使う場所(食卓、キッチン)を一度は映す
- 音が小さく、見せ場が伝わらない:揚げる・割る・注ぐ音は、マイクを近づけて録る
- 説明が長く、実物を見せる時間が短い:話す時間よりも、見せる時間を長くする
続けるための仕組みづくり
台本の型は、一度作って終わりではなく、続けて使うものです。1本ごとに「冒頭の2秒」と「次の行動」だけを書き出すメモを残すと、あとから見返して、どの言い方が見られたかを比べられます。うまくいかなかった動画も、冒頭を変えて出し直す材料になります。
投稿の頻度は、無理のない範囲で決めてください。1本ごとの質を保てる本数のほうが、長く続けられます。
台本を見直すときのチェック項目
書いた台本は、撮影の前に次の点を確認します。
- 冒頭の2秒に、呼びかけか結果の映像が入っているか
- ベネフィットが、効能ではなく使う場面で書かれているか
- 数字や締切が、公式ページや商品ページで確認できるものか
- 次の行動が1つだけになっているか
- PR表記が、テロップと説明文の両方に入っているか
撮影前にこの5点を見るだけで、撮り直しや修正の手間を減らせます。
今日やること3つ
- 最近の動画を1本選び、冒頭の2秒を3パターン書き出す
- 紹介する商品の「使う場面」を1つ決め、見せ場を1つ撮る
- 説明文とテロップの両方に、PR表記を入れる

よくある質問
冒頭の2秒には何を入れればよいですか?
見てほしい相手への呼びかけか、結果の映像のどちらかを短く入れます。商品の説明は後に回し、テロップも最初のカットから出しておくと、音を出さずに見る人にも伝わります。
締切はどこまで書いてよいですか?
公式ページで確認できた日時だけを、日本時間で書きます。確認できないときは、締切に触れない台本にしてください。
広告であることはどこに表示しますか?
動画の中のテロップと、投稿の説明文の両方に「PR」と入れておくと、視聴者が見落としにくくなります。